SEAプロジェクト実行委員会 メンバー紹介

秋葉美知子 Michiko Akiba

一橋大学経済学部卒、パルコの販売促進、FM雑誌編集、西友宣伝企画、雑誌「アクロス」編集長などを経た後、近畿大学大学院で地域づくりとアート/デザインの関連をテーマに、パブリック・アート、コミュニティ・アートを研究。福岡県の旧星野村(現八女市)の第3セクター専務理事、活水女子大学(長崎市)特別選任教授を務めた後、2013年からアート&ソサイエティ研究センターにリサーチャーとして参加。主な論文に、「米国におけるパブリック・アート概念の成立」「全米芸術基金Art in Public Places プログラムの変遷に見るパブリック・アート概念の拡張」「アメリカの個人寄付メカニズムに関する一考察」、翻訳書に『グラスルーツ・シアター~アメリカの地域芸術を探して』(ロバート・ガード著)。

 

菊池宏子 Hiroko Kikuchi

ボストン大学芸術学部彫刻科卒、米国タフツ大学大学院博士前期課程修了(芸術学修士)。マサチューセッツ工科大学・リストビジュアルアーツセンターやボストン美術館等、美術館や文化施設、まちづくりNPOにて、エデュケーション・プログラム・ワークショップ開発・リーダーシップ育成、コミュニティ・エンゲージメント戦略・開発、そしてアートや文化の役割・機能を生かした地域再生事業など多数携わる。2011年、日米クリエィティブ・エコロジー設立し、東京を拠点に活動。わわプロジェクト、あいちトリエンナーレ2013、森美術館などに携わる。その他、武蔵野美術大学、立教大学兼任講師。2015年よりNPO法人インビジブルにてクリエイティブディレクターとして活動中。

 

工藤安代 Yasuyo Kudo

東京生まれ。南カルフォルニア大学大学院、埼玉大学大学院文化科学研究科博士後期課程を修了。民間会社にてパブリックアート事業のディレクションに携わった後、2009年特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センターを設立。社会・地域における芸術文化活動の情報発信・調査研究・実践活動に取り組む。国内外のアート活動を紹介する『Public Art Magazine』誌の発行、レクチャーやシンポジウムの開催、東京文化発信プロジェクト室(現アーツカウンシル東京)との共催事業『P(ピー) +(+) ARCHIVE(アーカイブ)』を行なう。主な著作『パブリックアート政策』、翻訳『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』がある。日本女子大学・実践女子大学非常勤講師。

 

清水裕子 Hiroko Shimizu

アート&ソサイエティ研究センター副代表理事、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員。南カリフォルニア大学芸術建築科パブリックアート研究修士修了。パブリックアートのディレクションや展覧会の企画運営に携わり、アートと環境、社会再生との関係を研究。2009年当法人の設立、その後の活動に関わる。主な論文、Stadtkunst Kunststadt(Berlin,2010)、ユネスコ、パブリックアート会議報告 (Paris,2011)、ECO-ART (Finland Pori Museum, 2012)、Earth Art Catalogue(マルモ出版、Zinio発行、2014)、翻訳『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』。

 

藤元由記子 Yukiko Fujimoto

株式会社ブックエンド代表取締役。早稲田大学大学院博士課程修了。淡交社美術企画部部長を経て、2010年より現職。美術専門の編集者として『パラレル・ヴィジョン』『ロダン事典』『日本写真家事典』『ゲルハルト・リヒター』『国立西洋美術館公式ガイド』な、多数の美術書を手がける。『なぜ、これがアートなの?』(A. アレナス著)は2万部を超え、日本の鑑賞教育の先駆けとなった。美術館との共同出版や対話型鑑賞教育の普及により、2008年度西洋美術振興財団賞(高階秀爾理事長)を受賞。