米国のSEAアーティストに特化した助成事業で知られていたが、コロナ禍以後組織を改編し、2024年から、より深くSEAの在り方を問う新しいプログラムをスタートしている。
SEA実践者や団体向けのサイトだが、「PUBLICATIONS」には無料でダウンロードできるエッセイやケーススタディが多数掲載されている。月刊の「E-News」も参考になる。
ある日、カナダ、トロントのパークデイル・パブリックスクールの5~6学年の生徒たちが、市内各所の美容院で、無料のヘアカット・サービスを行った。彼らは、プロのスタイリストの指導で、マネキンの長い髪を使い、前髪の切り方、カーラ […]
アーティスト、フリッツ・ヘイグのイニシアティブによる「エディブル・エステーツ(食べられる私有地)」とは、タイトルが示唆する通り、住宅の前庭や未利用の私有地に野菜やハーブや果樹を植え、それをプロトタイプ庭園として地域に提案 […]
マキラドーラ(税制の優遇を受けて輸出用の製品を加工する産業。メキシコの米国国境付近で展開されている)で働く女性労働者たちの、隠された悲痛な状況を公にすることにより、彼女たちの精神を癒やし、新しい出発の機会とすると同時に、 […]
ドイツ、ハンブルグの貧困地区ザンクト・パウリの川沿いの土地に高層住宅とオフィスビルを誘致しようとする市の開発計画に反対して1994年に起こったコミュニティ・プロジェクト。地域住民の組合とともにアーティストのクリストフ・シ […]
カリフォルニア州オークランドの高校生220人が、屋上駐車場に止めたクルマに座って、暴力、セックス、ジェンダー、家族、人種について語り合っていた。10代の若者たちが、台本など無しで率直に話す中、報道関係者を含む1,000人 […]
NYを中心とした現代アートシーンをはじめ、音楽、演劇、ダンス、映画、書評までカバーする総合芸術マガジンだが、毎号「Field Notes」というセクションで社会問題を扱っているのが特徴。
「Creative Time Reports 」のページでは世界各地のSEA事例、「CREATIVE TIME SUMMIT」のページでは基調講演やプレゼンテーションのビデオを見ることができる。