What We Made: Conversations on Art and Social Cooperation

Tom Finkelpearl
2013

What We Made

ニューヨーク市の文化局長トム・フィンケルパールは、1990年代に同市のパーセント・フォー・アート事業のディレクターを務めた経歴を持ち、パブリック・アートの批評家としても知られている。本書は、アーティストやその協働者へのインタビューが中心になっているが、ソーシャリー・エンゲイジド・アート(本書ではコーペラティブ・アート)の米国での歴史を概観するイントロダクションは読み応えがあり、スザンヌ・レイシーが推薦文に、「イントロだけでもこの本を買う価値がある」と書いているほどだ。