Nato Thompson
2015
著者のナトー・トンプソンは、ニューヨークの革新的アートNPO「Creative Time」のキュレーターとして、ここ20年間のソーシャリー・エンゲイジド・アートを概観する展覧会「リビング・アズ・フォーム」(2011)を手 […]
Jen Harvie
2013
イギリスのオーディエンス参加型アートとパフォーマンスをめぐる状況を論じた一冊。イギリスではアーツカウンシルが「アームズレングスの原則」に基づいて、芸術文化に対する理想的な公的助成を行っている、と言われてきた。しかし、19 […]
Don Adams and Arlene Goldbard (編)
2002
ロックフェラー財団のクリエイティビティ&カルチャー・プログラムの支援で2001年にイタリアで開催された「コミュニティ、文化、グローバリゼーション会議」に参加したコミュニティ・アーティストやセオリストのエッセイやイ […]
Claire Bishop
2012
美術史家クレア・ビショップは、ブリオーの“関係性の美学”を批判し、パーティシパトリー・アート(多くの人々を巻き込むことで構成されるアート)が、美学的“クオリティ”を放棄し、“プロセス”を重視しすぎていることを問題視する。 […]
Nicolas Bourriaud
1998
フランス人キュレーターのニコラ・ブリオーが、1998年にフランス語で刊行した著作の英語版。「リレーショナル・エステティクス(関係性の美学)」という言葉が美術界を席巻するきっかけになった一冊である。およそ美術展とは思えない […]
Linda Frye Burnham and Steven Durland(編)
1998
『ハイ・パフォーマンス』は、つかの間の出来事として消えてしまうパフォーマンス・アートを記録するために、熱心な一オーディエンスだったリンダ・バーナムが1978年にLAで創刊した季刊誌である。しかし、次第にアーティストがコミ […]
William Cleveland
2000(1992)
刑務所、少年院、病院、精神療養施設、老人ホーム、路上など、non-conventionalな場で、問題を抱える人々やコミュニティの変革のために活動するアーティストたちを集めて、1986年に「Art in Other Pl […]
Jan Cohen-Cruz
2005
コミュニティ・ベイスト・パフォーマンスは現在のSEAの典型的な形態である。1970年代からこの分野を開拓してきたベテラン・アーティストたち(スザンヌ・レイシー、ダドリー・コック、ジョン・オニール、リズ・ラーマン等)を取り […]
Rosalyn Deutsche
1996
evictionとは「立ち退き」の意味。美術史家ロザリン・ドイチェは、1980年代のニューヨークの都市空間のケーススタディから、都市と美学、空間と文化の関係を論じる。クシシュトフ・ヴォディチコ.の《ホームレス・プロジェク […]
Erika Doss
2010
ここ数十年、米国では雨後の竹の子のようにメモリアルの設置が増えているという。メモリアルとは、人物や出来事を記念したり哀悼したりする記念像・記念碑だけでなく、悲劇の現場に自然発生的に捧げられる花や供物なども含み、その設置の […]
Nina Felshin (編)
1994
米国におけるSEAの先駆と言える1980年代から90年代初めにかけてのアクティビスト・アートを考察するアンソロジー。本書ではソーシャル・チェンジを目指すアーティストたちの活動を“new activist cultural […]
Tom Finkelpearl
2013
ニューヨーク市の文化局長トム・フィンケルパールは、1990年代に同市のパーセント・フォー・アート事業のディレクターを務めた経歴を持ち、パブリック・アートの批評家としても知られている。本書は、アーティストやその協働者へのイ […]