Glenn Harper and Twylene Moyer(編)
2013
雑誌『sculpture』を発行しているインターナショナル・スカルプチュア・センターが出版したパブリック・アートのアンソロジーだが、50編のエッセイに紹介されている事例は、クリスト、ヴィト・アコンチからクシシュトフ・ヴォ […]
Pablo Helguera
2011
和書で紹介している『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』の原著。近年、SEAを論じる学術書が増え、このプラクティスを育てた歴史的背景の研究や、その美学的課題の考察など、SEAの理論化のプロセスは急速に進んでいる。しか […]
Shannon Jackson
2011
パフォーマンス・スタディの専門家シャノン・ジャクソンは、グラント・ケスターと並んで、SEA支持論者として知られる。芸術的クオリティvs社会的有効性、敵対的vs協調的、自律的vs他律的といった二項対立軸でSEAのあるべき姿 […]
Mary Jane Jacob 他
1995
「多拠点、多メディア、プロセス重視の短期的プロジェクト」として1992~93年にシカゴで行われた「カルチャー・イン・アクション」のドキュメント。このプログラムは、8人(組)のアーティストがそれぞれ特定のコミュニティ(たと […]
Grant Kester
2011
1990年代末からソーシャリー・エンゲイジド・アート(本書ではコラボレイティブ・アート)のプロジェクトが世界的に増加し、今ではこの現象がアカデミックな研究テーマになっている。グラント・ケスターは、その中心的研究者の一人で […]
Grant Kester
2013(2004)
本書は2004年に初版が出版され、ソーシャリー・エンゲイジド・アートの潮流をいち早くアカデミックに論じた研究書として注目を集めた。欧米の事例を中心に、アーティストとオーディエンス/コミュニティとの新しい協働によって、アー […]
Pam Korza, Barbara Schaffer Bacon, and Andrea Assaf
2005
全米のローカル・アーツ・エージェンシーやアートNPO等をネットワークし、アドボカシー活動や調査研究、各種サポート事業を行っているAmericans for the Artsが、2000年から2004年に、市民的対話を促進 […]
Miwon Kwon
2004
美術史の研究者である著者が、「サイトスペシフィック」をキーワードに、1960年代後半以降におけるアートと「場」の関係を論じたもので、パブリック・アート研究に欠かせない文献の一つとなっている。1992~93年にシカゴで行わ […]
Suzanne Lacy(編・著)
1994
1970年代からアーティスト、アクティビスト、教育者として活動してきたスザンヌ・レイシーは、パブリック・アートの新しい概念を提示し、1990年代初めに「ニュージャンル・パブリック・アート」という言葉を造語した。レイシーに […]
Chantal Mouffe
2013
反ネオリベラリズムの論客の一人で闘技的民主主義(agonistic democracy)を主張している政治学者、シャンタル・ムフが、自身のこれまでの議論を簡潔に集大成したもの。universeではなく、pluri-ver […]
Anne Pasternak (著) Ruth Peltason (編)
2007
パブリック・アート(公共の場で展開されるアート)の革新的チャレンジをプロモートしてきたニューヨークのNPO、Creative Timeの仕事を集大成した一冊。後に「ソーシャリー・エンゲイジド・アート」と呼ばれるようになっ […]
Ted Purves and Shane Aslan Selzer (編)
2014 (2005)
編著者のテッド・パーヴスは、カリフォルニア芸術大学(CalArts)で「ソーシャル・プラクティス」コースを創設・指導し、贈与経済や交換システムに関心を持つ。本書は同名書籍の改定版(初版は2005年)で、サブタイトルを、初 […]