Dark Matter: Art and Politics in the Age of Enterprise Culture

Gregory Sholette
2011

Dark Matter「ダークマター」とは天文学用語の暗黒物質のこと。アーティスト、アクティビスト、反ネオリベラリズムの論客として活動するグレゴリー・ショレットは、特権的なアートワールドの背後に大量に存在し、それ自身はインビジブルでありながら、アートワールドを成立を基礎づけている、食えないアーティスト、アマチュア、アクティビスト、自己組織化したアーティスト集団などを、“missiing culture mass(見えない文化的質量)”として、暗黒物質に例えている。本書は、このインビジブルな「ダークマター」に注目し、多くの(知られざる)実践事例を紹介し、理論家の言説を引きながら、世界資本主義時代のオルタナティブを論じている。