『SEAラウンドトーク』Vol.8~コトからモノヘ — 芸術の逆行的転回にむけて(4/26)[ゲスト:池田剛介] ※終了しました
アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉えているのか? アート&ソサイエティ研究センターの主催で、一線で活躍するアーティストによるトーク&ディスカッション・シリーズ『SEAラウンドトーク』を開催します。
アートと社会の関係とは何か。近年しばしば見られる問いですが、こうした問題を考える上で、たかだかここ数十年というアート・ワールドの動向を射程とするのではなく、より根本的にその意味を再検討することが重要ではないでしょうか。芸術の持つ、モノを作るという原点に立ち返りながら、制作行為と社会的なものとの関わりについて問うこと。今回、近年取り組んでいる「占拠」をめぐるプロジェクトを一つの参照項としながら、芸術と社会との関係について参加者の方々と共に考えていく予定です。
アートの内外で「モノからコトへ」というスローガンの掲げられて久しい現代において、むしろ「コトからモノヘ」という芸術の逆行的な転回可能性を見据えながら、芸術と社会をめぐる問題を新たな角度から考える機会になればと思います。(池田剛介)
【開催概要】
日 時 2018年4月26日[木]18:30–20:30
会 場 アーツ千代田3331 B1階 マルチスペースB105 http://www.3331.jp/access/
定 員 20名(先着順)
参加費 800円(コーヒー/資料代込)
【ゲストプロフィール】
池田剛介 Kosuke Ikeda[アーティスト]
1980年福岡県生まれ。美術作家。京都造形芸術大学卒業、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作を行う。近年の展示に「Malformed Objects――無数の異なる身体のためのブリコラージュ」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」、「堂島リバービエンナーレ2011」など。近年の論考に「祝祭から「遊び」へ」(『POSSE』2017年9月号)、「虚構としてのフォームへ」(『早稲田文学』2017年初夏号)、「干渉性の美学へむけて」(『現代思想』2014年1月号)など。
http://kosukeikeda.net/
お申込み
下記のGoogleフォームよりお申込ください。
https://goo.gl/forms/e19Sve2LBDVdatqi2
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