『SEAラウンドトーク』Vol.7~海を中心とするSEA(3/29)[ゲスト:ジェームズ ・ ジャック] ※終了しました

アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉えているのか? アート&ソサイエティ研究センターの主催で、一線で活躍するアーティストによるトーク&ディスカッション・シリーズ『SEAラウンドトーク』を開催します。


第7回のトークは海からはじまります。今日社会政治の範疇では、国や国境による土地中心の歴史について主に議論されますが、これに対して、このトークは海からの視点をひらこうとします。ソーシャリー・エンゲイジド・アートにおいて、海からの視点はどのような見方を可能とするでしょうか?人間のインタラクションを通じて海の生活を見ると、多様な文化のネットワークに光をあてることになります。そこで、ここでは社会とエコロジカルな関係性を中心に考えた場合、アジア太平洋地域にどのような変化をもたらすかを再考したいと思います。
アートワークは社会の記憶に形を与えることができます。それらは植民地時代の地域の記憶を回復する物語に力を与えるのです。ジャックによる芸術作品が、創造的なストーリー・テリングを通して、コミュニティ内とコミュニティ間のつながりを再生するために作用するプロセスを語っていただきます。

【開催概要】

日 時 2018年3月29日[木]  18:30–20:30
会 場 BMT上野・御徒町貸会議室 東京都台東区上野3-7-3 SDビル5階

定 員 20名(先着順)
参加費 800円(コーヒー/資料代込)

【ゲストプロフィール】

ジェームズ・ジャック James Jack[アーティスト]
ニューヨーク市出身、東京藝術大学にて博士号取得。九州大学ソーシャルアートラボ特別研究員を経て、現在、 シンガポール、イエール NUS 大学講師。世界中で社会とエコロジーの壊れやすい関係性を再生することに関心をもつ。土や水、海など、私たちを取り巻く環境をテーマに場所の記憶や物語、コミュニティをつなげる作品を創っている。 展覧会は Centre for Contemporary Art シンガポール、福岡県立美術館、アジア・アメリカ・アーツセンター、瀬戸内国際芸術祭、 Cheryl Pelavin Fine Art、釜山ビエンナーレ、ポートランドアートセンター、ホノルル美術館などで発表。

【お申込み】

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