ウォーク・ザ・トーク Walk the Talk
LAPD(Los Angeles Poverty Department)は、1985年にアーティスト、ジョン・マルピードがスキッド・ロウと呼ばれるロサンゼルスのスラム街で、、ホームレスや元ホームレスのために行った演劇ワークショップから始まったパフォーマンスグループ。彼らに共通する経験(ドラッグ中毒、刑務所生活など)を題材にしてオリジナルの舞台作品を制作、今では世界各地で公演して高い評価を得るまでになっているが、地域コミュニティに密着したプロジェクトとして、「Walk the Talk」と題する祝祭パレードを2年おきに行っている。
ジャズのブラスバンドに率いられ、皆が踊りながら練り歩くこのパレードは、途中数ヵ所でストップし、スキッド・ロウ住民の人権や生活、環境の向上に尽力してきた人々にまつわる10分間のパフォーマンスが行われる。まさに“コミュニティの人々の歴史”をたたえるストリート・イベントだ。
2016年5月28日(土)の第3回「Walk the Talk」では、スキッド・ロウのコミュニティリーダー、ホームレスを支援する弁護士、地域の公園を守り続けるボランティア、住民の創造的活動をエンカレッジするアート・コーディネーターなど8人を選び、その肖像画のプラカードを掲げながら行進。彼らの物語をLAPDのキャストが路上で演じた。
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