多様性と包摂をテーマとした野外展覧会が検閲を受け、開催を中止に

ダイバーシティ、エクィティ&インクルージョン(多様性、平等、包摂:略称DEI)の考え方は、米国では主流になっているだろうと思いがちだが、保守派の強い地方では決してそうではない。「プロジェクト紹介」のページで紹介した、フロ […]

エンブレイシング・アワ・ディファレンス展覧会

「エンブレイシング・アワ・ディファレンス(EOD)」は、芸術と教育の力を用いて、多様性(ダイバーシティ)を受け入れ、相違(ディファレンス)を尊重し、憎悪や偏見を排斥する世界を実現しようと、フロリダ州のビーチリゾートとして […]

ニューヨーク市政府の「パブリック・アーティスト・イン・レジデンス(PAIR)」

ニューヨーク市の文化局(DCLA)が主導するパブリック・アーティスト・イン・レジデンス(PAIR)は、課題を抱える市政府の部局にアーティストを組み入れて、創造的な解決策の提案・実現につなげようというプログラムだ。日本でも […]

私のソーシャル・プラクティス(2)―アート・スタジオ大山の活動と公園での野外展覧会

アーティスト尾曽越理恵(おそごえりえ)さんの活動は、2022年5月20日の本ブログで紹介しましたが、その後も彼女は社会を変える一歩として、自らのソーシャル・プラクティスを続けています。手応えと課題の両方を感じたその経験と […]

ICOMプラハ大会、ミュージアムの定義を更新

ミュージアムとは何か? 2019 年 9 月の ICOM (国際博物館会議/International Council of Museums)京都大会において、時代に即したミュージアムの新しい定義が提案されたものの、その […]

Has Modernism Failed?

2022年5月に87歳で亡くなった美術評論家スージー・ガブリクの1984年の著作。後期資本主義(当時はまだネオリベラリズムという用語は一般的ではなかった)にどっぷりつかったニューヨークのアートシーンは、企業経営のテクニッ […]

ABOGの創設者デボラ・フィシャーがエグゼクティブ・ディレクターを辞任

ニューヨークを拠点に、ソーシャリー・エンゲイジド・アートに特化した支援で知られるNPO、ア・ブレイド・オブ・グラス(ABOG)が大幅に組織をリストラし、活動を縮小したことを2020年10月7日付の本ブログで紹介したが、今 […]

危機の時代を生き延びるアートプロジェクト

「アートプロジェクト」というと、ある地域で一定期間(主に自治体主導で、地域の経済的・文化的振興を目的として)多拠点同時並行で開催される芸術祭をイメージする人が大半ではないだろうか。2000年代になって雨後の筍のように増え […]

私の ソーシャル ・ プラクティス ― 公園の炊き出しアートスペースからスタジオ創設まで

2021年10月15日付の本ブログで紹介した、ニューヨーク市立大学クイーンズ校のMFAプログラム「ソーシャル・プラクティス・クイーンズ(SPQ)」で学んだ日本人アーティスト、尾曽越理恵さん。コンセプチュアルな作品制作から […]