2022年5月に87歳で亡くなった美術評論家スージー・ガブリクの1984年の著作。後期資本主義(当時はまだネオリベラリズムという用語は一般的ではなかった)にどっぷりつかったニューヨークのアートシーンは、企業経営のテクニッ […]
ニューヨークを拠点に、ソーシャリー・エンゲイジド・アートに特化した支援で知られるNPO、ア・ブレイド・オブ・グラス(ABOG)が大幅に組織をリストラし、活動を縮小したことを2020年10月7日付の本ブログで紹介したが、今 […]
「アートプロジェクト」というと、ある地域で一定期間(主に自治体主導で、地域の経済的・文化的振興を目的として)多拠点同時並行で開催される芸術祭をイメージする人が大半ではないだろうか。2000年代になって雨後の筍のように増え […]
2021年10月15日付の本ブログで紹介した、ニューヨーク市立大学クイーンズ校のMFAプログラム「ソーシャル・プラクティス・クイーンズ(SPQ)」で学んだ日本人アーティスト、尾曽越理恵さん。コンセプチュアルな作品制作から […]
ローラ・ライコヴィッチは、、アクティビスト・キュレーター、批評家、ソーシャリー・エンゲイジド・アートの唱道者として知られ、2018.2.26のブログで紹介したように、ニューヨークのクイーンズ美術館の館長を務める中で、理事 […]
2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻して以来、ポーランドは240万人を超える避難民を受け入れており、その幅広い支援の様子がしばしば報道されている。文化施設も例外ではない。ワルシャワ近代美術館は、アーティスト・コ […]
1984年にテート・ギャラリーによって創設され、50歳以下の英国人もしくは英国在住の美術家に対して贈られる「ターナー賞(Turner Prize)」は、現代美術の世界ではもっとも重要な賞のひとつとして、毎年注目されている […]
《奴隷の反乱を再演する Slave Rebellion Reenactment》は、1811年1月8日にルイジアナ州ニューオーリンズ近くの砂糖プランテーションで起こった「ジャーマンコースト蜂起」を再現した、コミュニティ参 […]
アメリカにはソーシャリー・エンゲイジド・アート(あるいはソーシャル・プラクティス)を学べる大学のプログラムが数多くある。ニューヨーク市立大学クイーンズ校とクイーンズ美術館とのパートナーシップによって2012年に創設された […]