社会の芸術フォーラム運営委員会(編)
2016
「社会の芸術フォーラム」は、社会学の研究者、北田暁大と芸術学・美術教育学の研究者、神野真吾らが2015年に立ち上げた、社会と芸術の関係を問い直すための研究と実践のためのプラットフォーム。本書は、これまでフォーラムで議論さ […]
Will Bradley and Charles Esche(編)
2007
アーティストたちが主導して、現実社会の問題をあぶり出し、変革しようとする活動は長い歴史を持っている。本書は、その時代、地域の社会運動と連携して闘争したり、アートをめぐる既存の制度に抵抗してきたアーティストたちの行動のベー […]
L.M. Bogad
2016
ソーシャル・チェンジのための市民運動や抗議行動を成功させるために、演劇的な手法を用いた戦術的パフォーマンスを学ぼうという、クリエイティブ・アクティビストに向けた指南書である。カリフォルニア大学デービス校でパフォーマンス・ […]
David Graeber
2013
デヴィッド・グレーバーは、2011年のオキュパイ・ウォールストリート(OWS)の中心にいて、この運動の理論と実践を支えたアナーキスト人類学者だ。本書は、OWSでの経験と歴史的考証から、新しい社会像を描くラディカルな民主主 […]
Carin Kuoni and Chelsea Haines(編)
2015
ニュースクール大学のヴェラ・リスト芸術・政治学センターは、社会正義(social justice)の前進を目指して大胆に活動するアーティストに賞を贈る隔年プログラム「ヴェラ・リスト芸術・政治学センター賞」を2012年に創 […]
Claire Bishop
2013
ブリオーのリレーショナル・アート批判で知られるクレア・ビショップによる、“ソーシャリー・エンゲイジド・ミュージアム論”ともいうべきエッセイである。芸術文化がネオリベラリズムに組み込まれていく今日、現代美術館は“bigge […]
Yates McKee
2016
2011年9月17日から約2ヵ月間、若者を中心とする市民がニューヨークのウォール街そばのズコッティ公園を占拠、“We are the 99%”をスローガンに、拡大する経済格差への抗議行動を展開した「オキュパイ・ウォールス […]
藤田直哉(編・著)
2016
SF・文芸評論家の藤田直哉が『すばる』(2014年10月号)において発表した「前衛のゾンビたち―地域アートの諸問題」をはじめ、田中功起、じゃぽにか、遠藤水城などのアーティストやキュレーターとの対談のほか、加冶屋健司など研 […]
Nato Thompson
2015
著者のナトー・トンプソンは、ニューヨークの革新的アートNPO「Creative Time」のキュレーターとして、ここ20年間のソーシャリー・エンゲイジド・アートを概観する展覧会「リビング・アズ・フォーム」(2011)を手 […]
Jen Harvie
2013
イギリスのオーディエンス参加型アートとパフォーマンスをめぐる状況を論じた一冊。イギリスではアーツカウンシルが「アームズレングスの原則」に基づいて、芸術文化に対する理想的な公的助成を行っている、と言われてきた。しかし、19 […]
パブロ・エルゲラ(著) アート&ソサイエティ研究センターSEA研究会(訳)
2015
アーティストであり、ニューヨークMoMAの教育課でアダルト&アカデミック・プログラムのディレクターを務めるパブロ・エルゲラの著書『Education for Socially Engaged Art~A Material […]
倉林靖
2013
社会のために、わたしに何ができるだろう?
あらゆる人が、「私」と「社会」の関係を考える端緒となった東日本大震災。著者は美術評論家として、復興支援活動や、被災地でプロジェクトを行うアーティスト、アート関係者を通じて、震災 […]