参考文献

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ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践:芸術の社会的転回をめぐって

アート&ソサイエティ研究センターSEA研究会(編)
2018

『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門:アートが社会と深く関わるための10のポイント』に続いて、アート&ソサイエティ研究センターSEA研究会が企画・編集したアンソロジー。本書の目玉は、トム・フィンケルパールの「社会的協 […]

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In the Flow

Boris Groys
2016

美術批評家、メディア理論家として知られるポリス・グロイスの『アート・パワー』に続くエッセイ集。「インターネット時代のアートに関する著作」というふれこみだが、デジタルアートにフォーカスしたものではなく、「流れの中で」という […]

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Art as Social Action:An Introduction to the Principles and Practices of Teaching Social Practice Art

Gregory Sholette, Chloë Bass, Social Practice Queens(編)
2018

編者のグレゴリー・ショレットは、アーティスト/批評家/アクティビストであると同時に、SEAの教育者として、ニューヨーク市立大学クイーンズ校とクイーンズ美術館とのパートナーシップによるMFAプログラム「ソーシャル・プラクテ […]

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Haircuts by Children and Other Evidence for a New Social Contract

Darren O’Donnell
2018

ダレン・オドネルは、カナダ、トロントを拠点とするアート&リサーチ集団ママリアン・ダイビング・リフレックス(MDR)の創立者であり、芸術ディレクター。MDRは、「人々はお互いにどのように関わりあえるか」をテーマに、“社会の […]

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Delirium and Resistance:Activist Art and the Crisis of Capitalism

Gregory Sholette
2017

SEAの論客として、アクティビスト・アーティストとして、精力的に活動を続けるグレゴリー・ショレット(1956年生まれ、ニューヨーク在住)の、『Dark Matter』に続く新刊。 Delirium and Resista […]

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アートプロジェクトの悩み 現場のプロたちはいつも何に直面しているのか

小川希(編)
2016

東京・吉祥寺でギャラリ-・カフェ「Art Center Ongoing」を運営する小川希がホストとなって開催した連続トークショー「アートプロジェクトで789(なやむ)」を採録した対談集。タイトル通り、現場で活躍するアーテ […]

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Beyond Objecthood: The Exhibition as a Critical Form since 1968

James Voorhies
2017

現代の美術のエキシビション(展示会)は、美術館やギャラリー空間の中に配置されたオブジェクトを鑑賞者が受動的に見るだけのものではなく、展示空間が制作の場になったり、施設の外で、人々の参加・協働を得て行われることも普通になっ […]

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The Everyday Practice of Public Art:Art, Space, and Social Inclusion

Cameron Cartiere and Martin Zebrack(編)
2016

野外彫刻や壁画を超えて拡張してきたパブリック・アートの概念は、いまやソーシャリー・エンゲイジド・アートと大きく重なり、その議論はますます学際的になっている。本書は「The social practice of publi […]

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Art-Led Participatory Processes: Dialogue and Subjectivity within Performances in the Everyday

Jay Koh
2016

シンガポール生まれのジェイ・コーは、20年にわたってアジアとヨーロッパ各地で市民参加型SEAプロジェクトやサイトスペシフィック・レジデンシーに取り組んできたアーティス ト/キュレーターである。彼はまた、Universit […]

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Culture as Weapon:The Art of Influence in Everyday Life

Nato Thompson
2017

『Seeing Power』に続く、Creative Timeのアーティスティック・ディレクター、ナトー・トンプソンよる最新著作。「武器としての文化」というタイトルからは、芸術文化の力を使って、既存の権力や制度に対抗する […]

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Future Imperfect:A Blade of Grass, 2014-15

Elizabeth M. Grady (編)
2016

ア・ブレイド・オブ・グラス(ABOG)は、ソーシャリー・エンゲイジド・アートに焦点を絞り、アーティストがリードするSEAプロジェクトへの助成(フェローシップ・プログラム)を行うニューヨークのNPOである。2011年に設立 […]

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素手のふるまい アートがさぐる<未知の社会性>

鷲田清一
2016

アートとノン・アート、作品と出来事の境界がぼやけ、アートがますます《液状化》する状況のなか、モードの研究で知られる哲学者、鷲田清一が、「アートはなぜ、とりたててアートに関心があるわけでもない人びとまで巻き込んで、そこにあ […]