震災とアート:あのとき芸術に何ができたのか

社会のために、わたしに何ができるだろう? 
あらゆる人が、「私」と「社会」の関係を考える端緒となった東日本大震災。著者は美術評論家として、復興支援活動や、被災地でプロジェクトを行うアーティスト、アート関係者を通じて、震災 […]

肉体のアナーキズム:1960年代・日本美術におけるパフォーマンスの地下水脈

「SEAにはパフォーマンスがしっかり埋め込まれている。それは、SEAがパフォーマンス的であるだけでなく、SEAがパフォーマンス・アートの歴史に由来するコンセプチュアルな構造や戦略を借用しているからである」と、パブロ・エル […]

アートという戦場:ソーシャルアート入門

「ソーシャルアート」を、「作品づくりと並走しながら大衆(オーディエンス)を巻きこんでいくダイナミックな社会づくり」と定義し、SEAにつながる考え方を日本に紹介した先駆的なアンソロジー。「社会デザイン」「脱美術館・脱学校化 […]

死ぬ前にしたいこと

キャンディ・チャンは、ニューオリンズ在住のアーティスト、都市デザイナー。ミシガン大学で建築を、コロンビア大学院で都市計画を学ぶ。2011年、自宅近くの廃墟を大きな伝言板に改造し、「死ぬ前に私は○○したい」と穴埋め式で問い […]

SEAアイディア・マラソン2015ドキュメンテーション

「SEAアイディア・マラソン」は、リビング・アズ・フォーム」展の関連企画としてアート&ソサイエティ研究センターが主催した公募イベントです。2015年3月15日、14組のプレゼンターが、地域の課題や社会問題をテーマとしたア […]

Memorial Mania: Public Feeling in America

ここ数十年、米国では雨後の竹の子のようにメモリアルの設置が増えているという。メモリアルとは、人物や出来事を記念したり哀悼したりする記念像・記念碑だけでなく、悲劇の現場に自然発生的に捧げられる花や供物なども含み、その設置の […]

Education for Socially Engaged Art : A Materials and Techniques Handbook

和書で紹介している『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』の原著。近年、SEAを論じる学術書が増え、このプラクティスを育てた歴史的背景の研究や、その美学的課題の考察など、SEAの理論化のプロセスは急速に進んでいる。しか […]

Art for Social Change

カナダ政府の研究助成機関「社会・人文科学研究会議」の支援を得た「ASC! Project」の活動や成果を紹介するサイト。「アート・フォー・ソーシャル・チェンジとは何か」から、事例研究、議員に対するアドボカシー・ツールまで […]

Arts Council England

1946年に英国で発足した芸術助成機関のウェブサイト。Guidance and resources→Research and dataに入ると、さまざまな視点で行われた調査データや研究レポートをダウンロードできる。